■建築設計I−1

  「表参道の家」
  3日間のスクーリングで作成した作品です。
 Title:  螺旋の家
 Concept:  敷地は表参道の少し裏通りという指定でした。
 その他の条件としては、
 ・接道以外の三方はビルに囲まれている。
 ・建蔽率、容積率は問わない。(敷地境界からの50cmルールだけは守りました)

 授業で隣の席に座った人が建築依頼主になるというものでした。
 隣同士互いに設計し合うことになります。
 お隣さんの要求としては、
 ・都会の中であっても自然を感じたい。
 ・外部からの視線が入りにくいようにしたい。
 ・数年後に移住するため、移住後は美術館として貸し出したい。
 ・夫婦+子供三人

 まず美術館になったときのことを想定して、全体の構成をスキップフロアとし、
 螺旋状に徐々に上りながら鑑賞できるように考えました。
 真ん中に光庭を配置し、シンボルツリーとしてレモンの木を植えて、
 その木を中心に回りながら上がっていく感じです。
 都会の中で自然を感じたいということなので、
 寝室に行くためには一度屋外に出なければならないようにしました。
 住吉の長屋をヒントにしました。(屋上スラブがあるので雨には濡れませんが・・・)
 外部からの視線が入らないように外側には大きな窓は設けず、
 内側(光庭側)に大きな窓を設け、そこから光を取り入れるようにしました。
 これによって、家族の誰がどこにいるのかがわかりやすくなっています。
 
 建築学部1年目の作品なので、今見るとおかしな点が多々あります。
 木造っぽい書き方になっている部分がありますが、RCです。
 エスキースを受けたときに「RC壁式構造にすれば柱書かなくていいよ」と言われました。
 1レベルにつき750mmのレベル差があり、4つのレベルで1周になります。

Software:  図面は全て手書きですが、レベルや窓の位置検討にJw-cadを使用しました。


 
1F平面図 2F平面図
1F平面図 S=1:100

2F平面図 S=1:100

RF平面図
RF平面図 S=1:100

断面図 S=1:100

南立面図 東立面図
南立面図 S=1:100

東立面図 S=1:100

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